防育という言葉が生まれた経緯
防災の大切さを世に広めるにはどうすればいいのか?永吉美さと本人とホイクリーを運営するwedo合同会社メンバーとのMTGにて発案された略語である。
防災+教育=防育
昨今、食育、美育、音育、、、など、教育をわかりやすく表現する手段として漢字二文字で表現することが多い。それにあやかり、「防育」という言葉を掲げ、活動を広げている。
将来的には企業、施設のみならず、あらゆる居住空間において、防災を意識した暮らし、モノ選び、配置の仕方、備蓄、など、生活の中に当然溶け込むリスクマネジメントになることを望んでいる。
永吉が防災にこだわる理由
永吉自身による防災のきっかけは東日本大震災。発生した際に、栃木県にて単身被災し、道具や知識も役立ったが、一番助けられたのは友人の存在と知ったこと。その後、自衛消防技術から応急救命方法まで学び、職場やプライベートで指導を行う立場になる。
そのような中、自らが妊娠・出産した時に、今までの防災の「抜け」に気づくと同時に、赤ちゃん連れOKの防災講座がないことにも驚愕。「このままでは助からない! 私がやるしかない!」と0歳の子どもを背負って実施した「赤ちゃんと天災を生き抜く!」ワークショップをきっかけに、講師の依頼を受けるようになる。