フランスのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生しました。
96mの尖塔が、焼け落ちる様がテレビで放映されパリ市民ならずとも、多くの人が悲しみにくれたことかと思います。
ノートルダム大聖堂はユネスコの世界遺産世界文化遺産にも登録されている、ゴシック建築を代表する石造りのローマ・カトリック教会の大聖堂。世界史の教科書にも載っています。
内部には、貴重な美術品や文化財が数多く保管されて一時は焼失の危機!?とも騒がれましたが、
消防士さんの活躍により無事搬出されたそうです。
ノートルダム大聖堂のあるフランスは、文化財の火災対策について非常に進んだ国ですが、このような事が起こってしまいました。
日本では、この様なことは起こるのでしょうか?
日本は、ご存知の通り災害が多く、フランス同様トップレベルの防火対策がされています。
過去に世界文化遺産である法隆寺で火災が起きており、それを教訓に1月26日に文化財防災デーを制定しているくらいです。
またノートルダム大聖堂の火災を受けて、日本の文化財は急遽防火対策の確認もしているそうです。コチラ
もちろん、防火対策の確認をすることは良いでしょう。
ですが、今回の出火は改修工事の足場からとされ、通電したままの「はんだごて」が原因だったのでは?いう噂もあります。
真偽はこれから明らかになるでしょうが、火災は大抵が、注意不足で広がるものです。
ですので、出火を前提としてどうすれば延焼を防げるかを考えることが必要です。
文化財などの建築物には、日本もフランスも消火器具の設置が定められいます。
ですが、工事中の場合、どうでしょう?
普段人が入らない屋根裏や、工事用足場には、消火器具は設置されていません。
工事の時だけでも、屋根裏に消火器を設置する、作業場所に投てき消火器具を持参する、などの法整備が今後あっても良いのかもしれません。
改修工事中の世界文化遺産に清水寺がありますが
、ノートルダム同様の火災が、清水寺で起こって焼失してしまうことがあるのか?を調べてみました。
清水寺の一大修復プロジェクト「平成の大改修」曰く(コチラ)
清水寺の改修工事は、はんだごてなどの通電器具を使うことはなさそうで一安心です。
ですが、清水寺はライトアップも有名。LED照明によるライトアップで、白熱電球にくらべ発熱はありませんが、火災の原因になり得るものです。
夜間に火災が起きた時、すぐ消火器具が見つかるような工夫も必要なのでは、と思いました。
以前お寺にあった防火用水とバケツですが、夜間に分かるか?といわれると疑問です。
道端の消火器も、夜は分かりにくいです。
夜間に目につくことは、普段気にしない消火器の場所に気づきやすくなることでもあります。
ハード的な消火設備の見直しとともに、初期消火をしやすくする取り組みも考えてもらえることを望みます。
蓄光塗料を消火器に使うのも良いと思うのですが、消火器メーカーさんいかがでしょう?
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永吉 美さと
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